2016-17シーズン終了後、レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲスは出場機会を増やすべくバイエルンへのレンタル移籍を決意した。当時は指揮官ジネディーヌ・ジダンの信頼を勝ち取ることができず、ユヴェントスとのチャンピオンズリーグ決勝ではベンチにさえ入れない屈辱を味わったのだ。
あれから約2年。ハメスは再びレアルに戻ってくることになり、当初はジダンの構想に入ると考えられていた。ところが、現段階で状況は2016-17シーズンとあまり変わっていない。
スペイン『MARCA』が同じような道をたどっていると取り上げているが、ハメスは9月のオサスナ戦(8分間出場)、アトレティコ・マドリード戦(13分)、グラナダ戦(7分)のように、試合終盤だけ出場するケースも目立つ。
2016-17シーズンの同時期と比較すれば、今季の方がプレイタイムは多い。しかし、それも僅か76分多いだけだ。ベンチスタートになることも珍しくなく、ジダンの中でファーストチョイスになりきれていないのは当時と変わらない。
同メディアは当時より僅かに改善されているとフォローしているが、理想的な展開とは言えないだろう。バイエルンへのレンタル移籍を経て成長したところを見せたいが、ハメスはジダンの信頼を掴めるか。以前の10番ではなく、今季より白い巨人で16番をつけて再出発したハメスの序盤戦はやや苦いものとなっている。
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