リヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードは多くのMFとコンビを組んできたが、その中でもベストパートナーと呼べるのはシャビ・アロンソではないだろうか。ジェラードとシャビ・アロンソのコンビでリヴァプールはチャンピオンズリーグ制覇を達成するなど、ラファエル・ベニテス政権で2人は中心的存在だった。
『90min』が改めてアロンソをリヴァプールで永遠に記憶される選手と称えているが、アロンソの貢献度は大きかった。高精度なパス、強烈なシュートに加え、守備でもハードに相手を潰せる選手だ。プレミアで鍛えられた部分もあるのだろうが、それこそアロンソがレアル・マドリードやバイエルンでも評価された理由だ。
ジェラードもオールラウンダーと呼べるMFだったが、これほど高い能力を備えたMFが2枚も揃っていたのは大きい。同メディアはジェラードとアロンソがプレミアリーグの歴史でも最も評価されるコンビの1つとまで絶賛している。攻守両面で2人の貢献度は極めて高かった。
イスタンブールの奇跡とも言われる2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ決勝、リヴァプールはミラン相手に0-3から3-3へ追いつくミラクルを見せた。その3点目を奪ったのがアロンソであり、単純に考えればアロンソがいなければPK戦まで持ち込むことはできなかったかもしれない。
今のジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ナビ・ケイタらエネルギッシュな中盤も魅力的だが、ジェラードとアロンソが支配していたテクニック溢れる中盤も見応え十分だった。このコンビがリヴァプールサポーターから忘れられることはないだろう。
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