[MIXゾーン]川崎のボランチ争いがさらに激化! 大分戦でMF下田北斗に見えていた景色

調子を上げている下田。2試合連続のアシストを記録した photo/Getty Images

敵陣内パス成功率“100%”

27日に明治安田生命J1リーグ第20節が行われ、現在4位の川崎フロンターレと5位の大分トリニータが対戦した。試合は前半をスコアレスで折り返したが、後半に3点を奪った川崎が3-1で大分を撃破。この上位対決を制した川崎は、3連勝で暫定ながら3位に順位を押し上げている。

大島僚太や守田英正といった日本代表クラスのボランチを擁する川崎。今季はそこに20歳の超新星、田中碧が割って入る活躍を見せており、激しい定位置争いが繰り広げられている。そして、そんな実力者を揃える川崎のボランチに新たなヒーローが誕生している。昨年、湘南ベルマーレから川崎へ移籍した27歳の下田北斗だ。昨季は新天地で思うような出場機会を得られず、今季も序盤戦の出場機会は限られていた。しかし、今月14日に行われたFC東京との多摩川クラシコでスタメン起用されると、2アシストを記録。首位を走るFC東京とのこの大一番で、大仕事をやってのけたのだ。前節の勢いそのままに今節もスタメンに抜擢された下田は、先制点をアシストするなど、大分戦の勝利に貢献。2試合連続で鬼木達監督の期待に応えて見せた。そんな下田が試合後のインタビューに応じてくれた。

まず、試合を「なかなか前から行ってもハマんない時間もあって、結構辛い時間もあったんですけど、そこを前半耐えた。多少ピンチはありましたけど、そこをゼロで抑えられて、先に点を取ることができました。失点しちゃって少しもったいなかったですけど、前線の選手がうまく点を決めてくれて、勝てて良かったです」と振り返った。

中村憲剛とのワンツーから前へ向け出し、斎藤へ絶妙なパスを通したアシストシーンについては「前に入っていけばチャンスになるのは前半からわかってはいたんですけど、行くタイミングを見計らっていたというか、前半は突っ込んでしまって取られると嫌だなあと思っていました。あの時はうまく空いたので、いいタイミングで入ることができました」と語っている。

FC東京戦やアシストしたシーンもそうだったが、この試合でも下田の縦への意識は強く、きっちりとしたブロックを敷く大分を相手に、チャンスへとつながる鋭いパスを前線へ入れるシーンが何度もあった。下田は大分戦のピッチでどんな景色が見えていたのか。「(大分は)ブロックは敷いていたんですけど、空いているところはあった。そこにうまく(パスを)入れられれば逆にチャンスになるというのはわかっていた」と明かした。

下田の凄さはデータにも表れており、データサイト『opta』によると、この試合で敵陣内でのパス成功率はなんと「100%」。50本中50本を成功させていたという。ただ、決して満足はしていない。「(空いているポイントに)うまくパスを入れられた場面もあったが、できなかった場面もありました。半々って感じですかね」と述べている。

勢いに乗る下田の今後のさらなる活躍にも期待だ。川崎は次戦、31日にサンフレッチェ広島(延期されていた第16節)とアウェイで対戦予定となっている。

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