昨季アーセナルはトップ4入りを逃す結果となったが、彼らには不足しているものが1つあった。それは個で局面を打開する力だ。英『sky SPORTS』が問題視しているのは、昨季のアーセナルが1試合平均のドリブル成功数ランキングでプレミアリーグ12番目まで落ちていたことだ。2014-15シーズンには1位だったのだが、2017-18シーズンは9位と徐々に落ちてきている。
ドリブルが全てというわけではないが、この問題を解消できるかもしれないタレントがいる。現在アーセナルがレンタルでの獲得に近づいているとされるレアル・マドリードMFダニ・セバージョスだ。
22歳のセバージョスは足下の技術が非常に高い攻撃的MFで、その実力は今夏のU-21欧州選手権でも存分に発揮されていた。爆発的なスピードで相手をかわしていく選手ではないが、密集地でも正確にボールをコントロールするスペイン人選手らしいテクニックを持つ。
同メディアによれば、セバージョスは今夏のU-21欧州選手権で最多のドリブル成功数を記録。パス成功率も93%と高く、最近のアーセナルに不足している個で仕掛ける問題が解消へ向かうのではないかと期待をかけている。
リーガ・エスパニョーラでも、レアル・ベティスでプレイしていた2016-17シーズンには81回ものドリブルを成功させている。これは168回のネイマール、126回のリオネル・メッシに次ぐリーグ3位の数字だった。このテクニックはプレミアリーグでも確実に通用するだろう。
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