大きな後押しでバイエルン撃破へ
今季のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で最も注目されているカードの1つであるリヴァプールVSバイエルンの戦いが19日に迫っている。両チームともワールドクラスのタレントを抱えており、ベスト16で実現するのがもったいないほどのカードだ。
どちらが勝ってもおかしくないが、鍵を握るのは1stレグのアンフィールドでの戦いだろう。まずはリヴァプールが本拠地アンフィールドにバイエルンを迎えることになるが、アンフィールドには常に独特な空気が漂う。リヴァプールとしては確実にここで先勝しておきたい。
英『sky SPORTS』によると、昨季ローマの一員として準決勝でアンフィールドの空気を味わっている現リヴァプールGKアリソン・ベッカーもサポーターを12番目の選手と信頼している。相手チームにとってアンフィールドの空気は非常に厄介で、一気に呑まれてしまうチームも少なくない。
「リヴァプールを相手にするのは難しいよ。チームのクオリティは素晴らしいし、ピッチの外には12番目の選手たちがいる。昨季準決勝で戦った時のことを覚えているよ。信じられない雰囲気だった。相手のサポーターが叫んでいる中でプレイするのは好きだよ。だけど、アンフィールドは何かが違う。僕たちにはクオリティある選手、素晴らしい監督、そしてサポーターがいる。リヴァプールのサポーターは世界最大のものではないかと思う」
アリソンはこのように語っており、ホーム&アウェイの戦いでは確実にアンフィールドで勝利しておきたい。12番目の選手の力は脅威だ。今季もグループステージではホームで全勝、アウェイで全敗と分かりやすい結果になっており、リヴァプールはまずアンフィールドでバイエルンを叩いておく必要があるだろう。