G大阪、“ツネ様効果”で完全復活 最終節でクラブ連勝記録更新なるか

短期間でガンバ大阪を立て直してみせた宮本監督 photo/Getty Images

クラブ記録タイの9連勝

昨季後半戦から長く続いていた不振から一転して、宮本恒靖監督のもとで調子を取り戻したガンバ大阪の破竹の勢いが止まらない。J1の連勝記録でクラブ記録に並んだ。

昨季から続くリーグ戦の未勝利記録(16試合)や今季開幕戦からの未勝利記録(6試合)など、様々なクラブワースト記録を立て続けに更新してしまったガンバ大阪。今季からチームを率いていたレヴィー・クルピ監督を7月下旬に解任し、現役時代に“ツネ様”の愛称で親しまれたクラブのレジェンドで、U-23チームの指揮を執っていた宮本監督を昇格させた。

すると、就任当初こそ思うように勝ち点を積み上げられなかったが、徐々に勢いを取り戻させ、下位に低迷していたチームの順位を押し上げる。9月1日に行われた第25節川崎フロンターレ戦から8連勝を飾ると、今月24日に行われた第33節のV・ファーレン長崎戦でも勝利を2-1の収め、J1の連勝記録を「9」まで伸ばした。その結果、最終節を残してガンバ大阪は8位となっている。
データサイト『opta』によると、G大阪がJ1で9連勝を達成したのは、1997年以来21年ぶりとのこと。クラブ史上最長の連勝記録に並んだという。今季は山あり谷ありだったG大阪だが、12月1日に行われる最終節の柏レイソル戦でも勝利を収め、クラブ記録の更新とともに有終の美を飾ることができるのか。

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