大型補強に見合う成果を残せず
13日にUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(2ndレグ)が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがセビージャに1-2で敗れた。同試合の結果により2戦合計スコアが1-2となり、同クラブの敗退が決定している。
直近の2シーズンでMFポール・ポグバやFWロメル・ルカクなどの実力者を獲得したものの、大型補強に見合う成果を残せなかったマンチェスター・ユナイテッド。英『The Guardian』はこの惨状を受け、「ジョゼ・モウリーニョ監督が犯した今回の失敗は、4年前にデイビッド・モイーズ監督が成し遂げた準々決勝進出という結果と比べると、一層際立つだろう」との論評を掲載している。
スコット・マクトミネイやフアン・マタといったパスセンスに長ける選手を先発から外したことが仇となり、自軍の攻撃を停滞させてしまったモウリーニョ監督。1シーズンもたずして同クラブを追われたモイーズ監督よりも劣る戦績に終わったことは勿論のこと、豊富な戦力を活かしきれなかったモウリーニョ監督への風当たりは強まりそうだ。