ロナウドは2007-08シーズンに42点を記録
プレミアリーグのクラブに所属する選手がシーズンに40ゴール超えを達成したのは、2007-08シーズン当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたFWクリスティアーノ・ロナウドが決めた42ゴールが最後の記録だ。そのとてつもない数字に届く可能性を持つ選手が今季は3人もいるのだ。
英『Daily Mail』が最も可能性が高いと評価するのはトッテナムFWハリー・ケインだ。ケインはここまで全てのコンペティションで35ゴールを決めており、40点まで残り5点とそれほどハードルは高くないように思える。まだリーグ戦も残っているため、ロナウドの42点をも上回れるかもしれない。
次いで期待を背負うのはリヴァプールFWモハメド・サラーだ。サラーがここまで多くの得点を決めるとは予想外だったが、サラーは32ゴールを決めている。今のペースならばリーグ戦でも得点を積み重ねられるだろうが、40ゴールに到達するには試合数を多くこなす必要がある。トッテナムと違ってリヴァプールはすでにFA杯で敗退しており、ポイントはベスト8進出を決めたチャンピオンズリーグでどこまで上を目指せるかだ。
最後にマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロだ。アグエロはここまで30ゴールとやや厳しい位置にいるが、マンCはトッテナムとリヴァプールよりもチャンピオンズリーグで上位進出を狙える可能性が高いチームだ。すでにベスト8入りは決まったも同然で、優勝候補の一角としてベスト4あたりまで勝ち上がることができればアグエロにもチャンスはあるかもしれない。
当時のロナウドはリーグ戦とチャンピオンズリーグの両方を制しており、計49試合をこなしている。一方ケインは現時点で37試合、サラーは38試合、アグエロは36試合だ。やはりチャンピオンズリーグで上位に進むことも重要なポイントとなるが、3人はロナウドの領域に達するか。