王者レアルに「自信」が欠如!? ジダン監督が挙げたチームの問題点

チームの現状について語ったジダン監督 photo/Getty Images

今季苦戦を強いられるレアル

昨季は史上初のチャンピオンズリーグ連覇に加え、リーガ・エスパニョーラ優勝を成し遂げたレアル・マドリードだが、今季はリーグ戦で思うように勝ち点を積み上げることができていない。チームの現状について、ジネディーヌ・ジダン監督が口を開いた。

7日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節で、セルタとアウェイで対戦したレアル。カウンターから先制点を許したが、36分、38分と立て続けにガレス・ベイルがゴールネットを揺らし、すぐさまスコアをひっくり返す。その後、セルタにPKを与えるなどピンチを迎えるも、なんとか凌いだレアルがこのまま白星を手にするかと思われた。しかし82分、右クロスからマキシ・ゴメスに同点弾を決められ、2-2のドロー決着となった。この結果、消化試合が1つ少ないものの首位を走るバルセロナとの勝ち点差は「16」に。早くもリーグ優勝が厳しい状況に立たされている。

セルタ戦後、記者会見へ出席したジダン監督はまず「後半の出来が不十分だった。90分間通して、プレイすることができなかったね。前半は良いプレイを披露していたが、後半から徐々に悪くなっていった」と試合を振り返った。クラブの公式サイトなどが伝えている。
そして「私は責任者なので、問題が何なのかを見出す必要がある」と述べた上で、チームの問題点について「90分間良いプレイをするときもあるが、最近は安定していない。やらなければならないプレイができていないんだ。我々は自分たちの可能性をもっと信じなければならない。もしかすると、90分間良いプレイをする自信がないのかもしれない」と語っている。

レアルは次節、13日にビジャレアルをホームへ迎え入れる。はたして、チームの問題点を解決し、調子を取り戻すことができるのか。

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