W杯には”日本の柱”・長谷部が欠かせない 「今は遥かに良い感じです」

フランクフルトを支える長谷部 photo/Getty Images

膝の状態が上がってきたと手応え

フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠にとって、2017年はあまり良い1年ではなかったかもしれない。3月のバイエルン戦で膝を負傷し、手術してからは復帰と離脱を繰り返した。8月にはアジア最終予選のオーストラリア代表戦に勝利してロシアワールドカップ出場権獲得の喜びをピッチで味わったものの、体調が万全だったわけではない。フランクフルトにとっても長谷部のコンディションが安定しないことは大きな痛手となったはずだ。

しかし、長谷部のコンディションは徐々に上がってきているようだ。独『Kicker』によると、長谷部は状態が上がってきたことをピッチで証明したいと意気込んでおり、再びフランクフルトの柱としてチームに貢献していく考えだ。

「時間がかかりましたね。状態は良い時もあれば悪い時もあるといった感じだったのですが、こうした怪我では普通のことなので。今は遥かに良い感じですし、ピッチでそれを示さないといけないですね」

フランクフルトのフレディ・ボビッチSDも「マコトの状態がよければ、彼は我々にとって重要な選手の1人」と長谷部を高く評価しており、ボランチとリベロの両方でチームを支える長谷部はニコ・コバチ監督のサッカーに欠かせないものだ。

日本代表にとっても長谷部の存在は大きく、リズムが悪くなった時にピッチ上でリーダーシップを発揮できる長谷部がいるのは心強い。まずはフランクフルトで継続的にプレイし、最高の状態でワールドカップ本番に臨んでほしいところだ。

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