チェルシーMFカンテ、2017年のNo.1フランス人選手に 

チェルシーをプレミアリーグ制覇へ導いたカンテ photo/Getty Images

名だたるフランス人選手の仲間入り

仏誌『France football』が2017年のフランス人年間最優秀選手賞を発表し、チェルシーに所属する同国代表MFエンゴロ・カンテが初めて受賞した。

同賞は、バロンドールの運営で知られる仏誌『france football』が、その年に最も活躍したフランス人選手に対して贈る賞。当初は国内でプレイする選手のみが選考対象であったが、1996年のディディエ・デシャン(ユヴェントス)からは国外でプレイするフランス人選手も対象に含まれることとなった。これまでミシェル・プラティニやジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリら、名だたるフランス人選手が同賞を受賞しており、近年はブレイズ・マテュイディ(2015年)、アントワーヌ・グリーズマン(2016年)が栄光を手にしていた。

2017年は、アンリやパトリック・ヴィエラ、グリーズマンら多くの人がカンテに投票し、キリアン・ムバッペ(2位)やカリム・ベンゼマ(3位)を抑えて1位に。不振に陥ったチェルシーを加入1年目ながらリーグ優勝へ導き、イングランドサッカー選手協会が主催するPFA年間最優秀選手賞、プレミアリーグ年間最優秀選手なども受賞していた同選手が、見事No.1フランス人選手に選ばれている。

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