[天皇杯]柿谷、渾身のヘディングで決勝点ゲット セレッソが国内2冠に王手

決勝ゴールを奪った柿谷(8番) photo/Getty Images

120分の激闘を制す

23日に天皇杯の準決勝が行われ、セレッソ大阪がヴィッセル神戸と対戦した。

両チームとも決め手を欠いて迎えた90分、ヴィッセルの大森晃太郎が左サイドから浮き球のクロスを供給。ボールはそのまま相手ゴールに吸い込まれ、同クラブが待望の先制ゴールを挙げた。

このまま同クラブが逃げ切ると思われたが、セレッソもすかさず反撃。後半アディショナルタイムにソウザのロングフィードが敵陣ゴール前にこぼれると、ヴィッセルのGKキム・スンギュが痛恨のクリアミス。このボールに水沼宏太がジャンピングボレーで反応し、セレッソが同点に追いついた。試合は15分ハーフの延長戦に突入する。
 
そして迎えた98分、ヴィッセルの藤田直之が自陣ペナルティエリア内でハンドの反則を犯し、PKを献上。柿谷曜一朗が放ったPKはキム・スンギュの好セーブに阻まれたものの、同選手がダイビングヘッドでこぼれ球に反応し、勝ち越しゴールを奪った。その後もセレッソがヴィッセルの猛攻を凌ぐと、114分にはカウンターからソウザが追加点を奪い、勝負あり。セレッソがヴィッセルの追走を振り切り、同大会の決勝に駒を進めた。
[スコア]
セレッソ大阪 3-1 ヴィッセル神戸
 

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