S・ロベルトのバルサ残留が濃厚に「交渉は正しい方向に向かっている」

ついに新契約にサインか photo/Getty Images

移籍が噂されていたS・ロベルト

2006年の下部組織時代よりバルセロナに在籍しているセルジ・ロベルト。今夏に自身と同じサイドバックでのプレイを得意とするネルソン・セメドが加入したことにより、出場機会の激減が懸念されていた同選手だが、今季のリーガ・エスパニョーラ10試合に出場するなど、レギュラーの座を守り抜いている。

こうした状況のなか、同選手が自身の去就について言及。クラブ首脳との契約延長交渉が順調に進んでいる旨を明かし、同クラブ残留をほのめかすコメントを残した。英『TRIBAL FOOTBALL』が伝えている。

「契約延長にむけた交渉は正しい方向に向かっているし、あと少しで(クラブ側と)合意できると思うよ」
また、同選手は本職ではないサイドバックやウイングバックでのプレイに嫌悪感を抱いているという一連の報道内容を否定。現在の起用法に一定の理解を示している。

「試合に出場する時は(どのポジションであれ)全力を尽くしている。サイドバックであろうと中盤であろうと、チームのために戦うだけさ」

本職のセントラルMFのみならず、右サイドバックでも高水準のプレイを披露しているセルジ・ロベルト。昨季のUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16(パリ・サンジェルマン戦/2ndレグ)で値千金の決勝点を挙げたほか、同シーズンのリーガ・エスパニョーラ第33節(レアル・マドリード戦)では自陣からの果敢なドリブルで終了間際のリオネル・メッシの決勝点を演出するなど、大一番で勝負強さを発揮している。クラブ屈指の万能型MFの残留が同クラブにとって追い風となることは間違いないだろう。

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