ビッグクラブが目をつける”サンプの若手2人” 名物会長は売却する意思なし「トレイラは5000万ユーロ」

サンプドリアで評価高めるトレイラ photo/Getty Images

今季セリエAで評価を高める2人

現在セリエAで8勝2分3敗と好調を維持して6位につけているサンプドリアには、世界の強豪クラブ
が目をつける若いタレントが2人いる。近年育成で結果を出しているベルギーの技巧派MFデニス・プラエト(23)、同じく巧みな人材育成で知られるウルグアイからMFルーカス・トレイラ(21)だ。

中でもトレイラは今季大きく評価を伸ばしている選手で、3-2で勝利した第13節ユヴェントス戦でも貴重な得点を決めるなど中盤から攻撃参加することも得意としている。フリーキックも武器の1つとしており、キックにはかなりの自信を持っているように見える。165cmと小柄だが、テクニックと俊敏性を併せ持つ今後が楽しみなタレントだ。

伊『Sportitalia』によると、サンプドリアの名物会長でもあるマッシモ・フェレーロ氏も2人を狙うクラブが多いことを理解しており、簡単に手放す気はないとアピールしている。
「トレイラは5000万ユーロの価値があるし、1月に売るつもりはない。プラエトについても3000~4000万ユーロが必要で、売却する考えはない。我々の選手が欲しいクラブは、適切な額を支払わないとね」

今の市場ならば5000万ユーロを簡単に支払うクラブが出てきても不思議はないが、トレイラは2022年までクラブと契約を結んでいる。早々に引き抜かれる可能性は低いと考えていいだろう。

プラエト、トレイラの2人は今後の市場を賑わす存在になるはずで、好調を維持しているサンプドリアの中でも特に注目しておくべきだろう。

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