「彼は特に何も話さなかったし、自信があったんだろう」 ポグバが語るA・ヤングの直接フリーキック弾

得点を決めて喜ぶA・ヤング photo/Getty Images

モウリーニョまで驚いたサプライズ弾

11月28日のワトフォード戦に4-2で勝利したマンチェスター・ユナイテッドでは、MFアシュリー・ヤングが見事なフリーキックを決めるサプライズがあった。ヤングは正式なキッカーを務めてきたわけではないが、この試合ではすでに先制ゴールを決めていたこともあってか自信満々にフリーキックのキッカーを担当。綺麗な軌道のボールをネットに突き刺した際にはベンチで指揮官ジョゼ・モウリーニョまでもが驚いたような表情を見せていたが、チームにとってもサプライズだったのだろう。

クラブ公式サイトによると、MFポール・ポグバもヤングが自信に満ち溢れていたことを明かしている。ポグバも強烈な右足の持ち主だが、ポグバはヤングが何も言わずボールをセットし始めたと語り、次節のアーセナル戦でもヤングがキッカーに名乗りを挙げた際は争う考えがないことをアピールしている。

「僕がファウルをもらったんだけど、彼はすぐボールを取ったんだ。彼は特に何も話さなかったし、かなり自信があったんだろう。そして彼は得点を決めた。僕はフリーキックやPKのキッカーを争う考えはないし、僕たち全員が求めているのは同じ結果だ。僕たちは点を取って勝ちたいんだ。僕は非常にハッピーだよ」
今季はパリ・サンジェルマンでネイマールとエディンソン・カバーニがキッカーの座を巡って争うシーンもあったが、ポグバは誰が蹴ってもゴールが決まればOKとのスタンスでいるようだ。ワトフォード戦でヤングが決めた一撃を考えれば、今後キッカー候補の1人となるのは自然なことだろう。

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