ここまで開幕13試合で15ゴールを挙げているドルトムントFWピエール=エメリク・オバメヤン、14ゴールを挙げているバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキ、12ゴールを挙げているFWトーマス・ミュラーには、ゲルト・ミュラー超えとなる40ゴール以上を決めることが期待されている。ゲルト・ミュラーはかつて1971-72シーズンにシーズン40ゴールを達成したが、それ以降誰にもこの記録は超えられていない。
それどころか30ゴールを超えることも一苦労だ。アメリカ『ESPN』によると、1980-81シーズンにバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲが29ゴール、シャルケのクラース・ヤン・フンテラールが2011-12シーズンに29ゴール、2003-04シーズンにブレーメンのアイウトンが28ゴール、2008-09シーズンにヴォルフスブルクのグラフィッチが28ゴールとなかなか30ゴールを超えられない。
1976-77シーズンにケルンのディーター・ミュラーが34ゴールを決めているが、ゲルト・ミュラーには届かない。レヴァンドフスキもゲルト・ミュラーの得点数に達するには毎試合2,3点決める必要があり、遠すぎる記録だと語っているが、今季は3人のうちの誰かがゲルト・ミュラー越えを達成してくれるのではないかと期待されている。
今週の第13節ではドルトムントがハンブルガーSVに敗れ、オバメヤンも1点しか挙げられなかった。レヴァンドフスキもシャルケ戦で得点を決められず、ブレーキがかかってしまった。それでも同メディアはオバメヤンにはハットトリックするチャンスがあり、レヴァンドフスキも終盤にポストに当てる惜しいシーンはあったと夢の40ゴールを諦めていない。レヴァンドフスキ、オバメヤン、ミュラーの中から40ゴール超えを達成する選手は生まれるだろうか。