スタッツ改善、レオーニの負傷で高まり続けるコナテの重要性 しかし契約延長は「困難」

リヴァプールのコナテ Photo/Getty Images

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昨季のA・アーノルドの状況を思い出させる

リヴァプールDFイブラヒマ・コナテは、開幕直後は不安定なパフォーマンスを見せ批判に晒されていた。しかしここ3戦は調子を取り戻したようだ。

『The Athletic』によれば、第3節アーセナル戦以降、コナテのプレイは劇的に向上した。先週末のマージーサイドダービーでは13回のデュエルのうち10回を制し、クリア8回は両チーム通して最多だった。また、今季ここまで15回以上の空中戦を行ったディフェンダーの中で、コナテの空中戦勝率(24回中19勝・勝率79%)よりも勝率が高いのは相棒のフィルジル・ファン・ダイクだけだ(35回中28勝・勝率80%)。

これらパフォーマンスの改善に加え、今夏にクリスタル・パレスからマーク・グエイを獲得できなかったこと、また若手DFジョバンニ・レオーニが前十字靭帯を損傷し、シーズン終了ともいわれる大怪我を負ったことで、コナテの重要性はこれまでになく増している。
しかし気になるのは、今季いっぱいで契約が終了するコナテとの契約延長の話が聞こえてこないことだ。同メディアによれば、SDのリチャード・ヒューズがコナテの代理人と予備的な話し合いを始めてほぼ1年になるが、合意に達するのは困難であることが判明したという。1月には他クラブとの交渉を行う権利が発生し、そのままフリーエージェントで移籍する可能性が高い。

これは昨季のトレント・アレクサンダー・アーノルドをめぐる状況とよく似ている。アンフィールドの幹部もコナテ陣営も、金銭面のオファー内容や契約に必要な条件については口を閉ざしているという。

欠かせない存在となっているコナテだが、今季でリヴァプールを去ってしまうのだろうか。

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