トッテナム加入の高井幸大は現代的なセンターバックだが…… 米紙が指摘する日本代表DFに足りないもの

トッテナムに加入した高井幸大(画像はトッテナムのInstagramより)

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スパーズで出場機会を得られるのか

プレミアリーグのトッテナムが川崎フロンターレから日本代表のDF高井幸大を獲得したと発表した。契約期間は2030年までの5年契約、移籍金は500万ポンド、日本円にして約9億9600万円で契約がまとまった。

昨今Jリーグからの海外移籍は増えており、もはや当たり前の光景となっているが、プレミアリーグ、さらにはBIG6となれば話は別だ。さらにはここからレンタルで他のクラブで経験を積むわけではなく、スパーズのトップチームの戦力として数えられているのも異例である。

そんな期待の大きい高井を『ESPN』では「ポゼッションをしながらも守備に気を配り、後方からボールを配球できるまさに現代的なセンターバックだ。これまでヨーロッパで成功を収めようとするアジア人は体格の壁に阻まれてきたが、彼の192cmの長身は強みとなる」と称賛の言葉を送っている。
ただ、気になるポイントもあるようで、それが線の細さだ。サウサンプトンでプレイした吉田麻也、そしてバイエルンに所属している韓国代表のキム・ミンジェをがっしりとした体躯を持つ選手だと評価しており、高井もそういった力強さは今後必要になってくるだろう。

スパーズのCBはスピードのあるミッキー・ファン・デ・フェンと球際の強さに定評のあるクリスティアン・ロメロの2人が1番手だが、昨季はどちらも怪我に悩まされており、来る25-26シーズンも同じような状況になれば、高井にもチャンスは回ってくるだろう。

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