久保建英に英1部エヴァートンが関心! 右サイド強化の本命候補に浮上か

日本代表の久保建英 photo/Getty Images

市場で注視される日本人アタッカー

エヴァートンが、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の獲得を検討しているという。信頼性の高いクラブ系メディア『A View from the Bullens』が報じたもので、『TEAMtalk』もこれを追随する形で、クラブが実際に関心を寄せていると伝えている。

同クラブはすでにチャーリー・アルカラスに続き、ビジャレアルからティエルノ・バリーを今後数日中に獲得する見込みで、今夏の移籍市場における補強を加速させている。その中でも特に優先度が高いとされているのが右ウイングの補強である。

昨季ローンで加入していたジャック・ハリソンとイェスパー・リンドストロムがそれぞれリーズ、ナポリへと復帰したことで、右サイドの人材が手薄となった。その穴を埋める存在として、久保が最有力候補の一人に浮上している。

24歳の久保は、昨季はラ・リーガとカップ戦を通じて7ゴール4アシストを記録。卓越したテクニックと戦術理解度の高さに加え、対人守備やインテンシティの面でもプレミア適応が期待される人材である。

ソシエダ側は久保の移籍金を約3000万ポンドと見積もっており、エヴァートンは今夏の補強予算の大部分を、この右サイド強化に投じる構えだという。現時点で正式なオファーや交渉の進展は確認されていないが、クラブ内部では真剣な検討対象として位置づけられているようだ。

『TEAMtalk』によれば、右ウイングの獲得は今後数週間のうちに複数名が候補となっており、久保以外にも注目すべき選手がリストアップされているという。だが、久保の持つ市場価値や成長性を踏まえれば、同選手の動向がこの夏のエヴァートンにとって最大の焦点となる可能性がある。

指揮官デイヴィッド・モイーズの下、エヴァートンがどのような陣容で新シーズンを迎えるのか。その鍵を握るひとりとして、久保建英の名前は今後も頻繁に取り沙汰されることになりそうだ。

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