レッドブル&角田裕毅がトップ10入り 2025年ピットストップ最速ランキング

ミリ秒の単位で戦う世界 Photo/Getty Images

驚異の速度だ

『DHL Motorsports』が発表した2025年シーズンのピットストップ最速ランキングで、フェラーリ勢が上位を独占する中、角田裕毅がレッドブルとレーシングブルズ2度にわたりトップ10入りを果たし、異彩を放っている。

最速タイムを記録したのは、モナコGPとサウジアラビアGPでいずれも2.00秒のストップを決めたフェラーリとシャルル・ルクレール。その後もイタリアGPや中国GPでフェラーリと同選手が上位を占め、さらにルイス・ハミルトンも2.07秒と2.08秒の記録を残すなど、ピットワークでのフェラーリの精度の高さが際立つ。

そんな中、7位に名を連ねたのがレーシング・ブルズでの角田。中国GPで2.08秒のタイムを記録すると、8位にはレッドブルから参戦したイタリアGPでの2.09秒が続き、2チームでの活躍が光る結果となった。

以下は最新のトップ10リスト(2025年6月5日時点)である。

2025年シーズン ピットストップ最速タイム

1位 ルクレール(フェラーリ) モナコGP 2.00秒
2位 ルクレール(フェラーリ) サウジアラビアGP 2.00秒
3位 ルクレール(フェラーリ) イタリアGP 2.04秒
4位 ルクレール(フェラーリ) 中国GP 2.05秒
5位 ハミルトン(フェラーリ) サウジアラビアGP 2.07秒
6位 ハミルトン(ハミルトン) モナコGP 2.08秒
7位 角田裕毅(レーシング・ブルズ) 中国GP 2.08秒
8位 角田裕毅(レッドブル) イタリアGP 2.09秒
9位 フェルスタッペン(レッドブル) イタリアGP 2.11秒
10位 ローソン(レーシング・ブルズ) イタリアGP 2.13秒

なお、キック・ザウバーもガブリエル・ボルトレトのピットストップで今季2度目のトップタイムを獲得しており、各チームのクルーの技術競争にも注目が集まるシーズンとなっている。

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