アマチュアボクシング、パリ五輪の性別騒動が波及 性別検査を受けるまでヘリフの出場を認めず、WBが通知

性別騒動が起きたヘリフ photo/Getty Images 

検査を義務化

アマチュアボクシングの新統括団体ワールド・ボクシング(WB)が、パリ五輪女子66キロで金メダルを獲得したイマネ・ヘリフに対し、性別適格検査を受けるまで同団体主催大会の女子の試合への出場を認めない判断を下した。

そのヘリフは、これまで国際ボクシング協会主催の世界選手権で、性別適格検査を受けて不合格となった経緯がある。その後、国際オリンピック委員会からはパリ五輪出場を容認されると、見事に金メダルを獲得した。ところがその後、対戦相手などから不満が続出。それを受けて今回WBが決断した。

WBは声明にて「全ての参加者の安全を確保し、男女に公平な競技環境の提供を目指す」と記載し、性別適格検査を義務化する方針を明らかにした。

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