「彼の起用は慎重にならざるを得ない」 コヴァチッチ不在もロドリのフラム戦先発は回避か

マンチェスター・シティのロドリ photo/Getty Images

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PL最終節に臨む

プレミアリーグ第37節でボーンマスに勝利し、一気に来季のCL出場権獲得に近づいたマンチェスター・シティ。最終節フラム戦で引き分け、もしくは勝利すればその権利を獲得することができる。

しかし、ボーンマス戦でマテオ・コヴァチッチが退場してしまったことで、最終節に向けて一抹の不安が残ってしまった。

今季のコヴァチッチはロドリ離脱の中で奮起し、シーズンが進むにつれて安定感をチームにもたらしていたため、ここでの不在は痛い。
ボーンマス戦でロドリが復帰したものの、『Manchester Evening News』によると、まだ先発できる状態には戻っておらず、指揮官であるペップ・グアルディオラ監督は来季以降も慎重に起用していくとコメントしている。

「今回の手術の経験から、彼の起用は慎重にならざるを得ない。そうしなければ、再度負傷で問題を抱える可能性があるからだ」

近年のロドリはその能力の高さと代役の不在から酷使され続けてきた。昨季は公式戦で50試合、計4327分間プレイし、代表活動にも参加している。3冠を達成した一昨季も同様の稼働率であり、今後同じような状況となれば、ペップ監督が言うように怪我が再発してもおかしくない。6月には29歳となるため、プレイタイムの管理は必須といえるだろう。

これまでのシティのアンカーは最も層の薄いポジションだったが、現在はロドリ、マテオ・コヴァチッチ、ニコ・ゴンザレス、イルカイ・ギュンドアンの4人がプレイすることができる。アカデミーではチャーリー・グレイという若手も育っており、ロドリに頼り切りという状況は少なくなるのかもしれない。

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