アーセナル、今夏の補強費用は「少なくとも1億ポンド」 “今度こそ”のタイトル獲得のための大規模刷新間近

移籍が合意済みとみられるスビメンディ Photo/Getty Images

PSRに関しては“非常に健全”

今季もタイトルを逃してしまったミケル・アルテタ率いるアーセナルは、来季に向けて非常に大規模な選手獲得、および放出を行うようだ。

英『sky sports』は、アーセナルの今夏の移籍費用が少なくとも1億ポンドであると報じている。PSR(収益性と持続可能性に関するルール)上は非常に健全な状態にあり、クラブは新たな選手獲得のために大規模な投資を行う計画だという。

レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディの加入が合意済みとされ、補強の最優先事項となる9番ポジションのストライカーの獲得にも積極的に動いている。スビメンディの契約解除金5050万ポンドに加え、アンドレア・ベルタSDのお気に入りとされるスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ、もしくはライプツィヒのベンヤミン・シェシュコの獲得に資金を費やす必要があるが、同メディアは両ストライカーの契約解除金はどちらも6370万ポンドほどになると報じており、資金の大部分はスビメンディと新ストライカーの獲得に費やされるようだ。

また、ボーンマスDFディーン・ハイセン獲得の最有力候補はアーセナルとリヴァプールであると独『sky sports』は報じている。ハイセンの契約解除金5000万ポンドは3回に分けて支払うことができるという。

そうなると1億ポンドでもまだ足らないが、さらなる資金を生み出すために、選手の放出・売却も計画されているという。『The Standard』によれば、すでに退団が決まっているDFキーラン・ティアニー、ほぼ確実となっているMFジョルジーニョのほか、DFオレクサンドル・ジンチェンコ、DFヌーノ・タヴァレス、MFアルベール・サンビ・ロコンガらの売却の可能性が高く、さらにFWレアンドロ・トロサールにサウジアラビア方面からの関心がある。

幾度かタイトルに迫りながらも、5年間の無冠が続いているアルテタ体制。今度こそタイトルを獲得するべく大規模刷新が近づいているが、今夏アーセナルはどこまで変貌を遂げるだろうか。




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