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伊藤美誠 自身初の世界選手権個人のメダル獲得へ 環境への適応、ストレス……国際大会ならではの課題克服がカギ|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

伊藤美誠 自身初の世界選手権個人のメダル獲得へ 環境への適応、ストレス……国際大会ならではの課題克服がカギ

日本のエースとして復活なるか期待される伊藤 photo/Getty Images 

入念な準備

5月17日にドーハで開幕する世界選手権に臨む伊藤美誠が、代表合宿の公開練習後に報道陣の取材に応じた。

現在、日本人4番手の世界ランキング9位につけている伊藤は、団体戦も含めると今大会で10回目の世界選手権出場となる。これまで五輪を含め、世界最高峰の国際大会では数多くのメダルを獲得してきたが、世界選手権においてはシングルスで表彰台にあがれていない。

伊藤は今大会の意気込みを聞かれると、そのことに触れ「シングルスでメダルを獲りたいというのをずっと口にし、目標にしてきたので、それをかなえたい。自分の手でつかみ取りたい」と語った。

昨夏のパリ五輪は惜しくも出場を逃したが、今年4月のワールドカップでは日本人女子で唯一の4強入りを果たし、好調を維持している。この日も早田ひならとラリーし、充実した練習ができたことを明かした。

また伊藤は、体のキレが好調であっても国際大会では環境に適応しなければならない難しさがあることも言及。「ストレスをなるべくためないようにしている。爆発じゃないが発散して、試合に影響しないように準備していれば、卓球に励める。試合が始まるまでまだ時間があるので、ここでできる準備と向こうでできる準備をしっかりして試合に入りたい」と気を引き締めた。

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