3部まで転落していたデポルティーボを救ったのは35歳のベテランFW 《12ゴール17アシスト》の活躍でチームは2部の舞台へ

昨季途中まではスペイン1部でプレイしていたL・ペレス photo/Getty Images

デポルティーボは2部へ昇格

1999-00シーズンにはラ・リーガを制し、2003-04シーズンにはチャンピオンズリーグのベスト4に入るなどスペインを代表するクラブだった時期もあったデポルティーボ・ラ・コルーニャ。

しかし近年は苦しい戦いが続き、2017-18シーズンに2部へ降格したところからは1部に戻れていない。2019-20シーズンには2部でも19位に沈んでしまい、まさかの3部へ転落。

その危機を救うべく、昨年1月にベテランFWがクラブへ戻ってきた。カディスを離れ、古巣デポルティーボへ戻ったのはFWルーカス・ペレスだ。
以前はアーセナルでもプレイしたペレスは、2022-23シーズンの途中までスペイン1部でプレイしていた。そこからスペイン3部へ向かうことになり、この動きはちょっとした注目を集めた。

そして迎えた今季、35歳のペレスは12ゴール17アシストと大暴れ。チームは3部で見事首位に立ち、2部昇格を決めた。

これを祝うイベントには大勢のサポーターが集結し、ペレスは「僕たちは1部に上がらないといけない」とサポーターへメッセージを送っている。

かつての栄光を知るサッカーファンは再びデポルティーボを1部の舞台で見たいと考えていることだろう。まだ道のりは険しいが、ひとまず2部へ戻ることはできた。ペレスとの契約は今夏までとなっているが、デポルティーボにはまだまだ必要な選手だろう。

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