ドリブル成功数はリーグ3位、チャンスメイク数は2位 復活の魔術師は今もスペインNo.1テクニシャンか

レアル・ベティスで復活したイスコ photo/Getty Images

再びのスペイン代表入りへ

ガビ、ペドリらを筆頭に現在もスペイン代表の中盤には実力者が顔を揃えているが、そこに復活した魔術師も割って入れるだろうか。

再びの代表入りを夢見るのは、今夏にレアル・マドリードからレアル・ベティスへ移籍したMFイスコだ。

レアル・マドリードでのキャリア終盤は思うような結果を残せなかったが、そのテクニックは衰えていない。今季はベティスで見事なパフォーマンスを継続しているのだ。
ここまでリーグ戦では11試合すべてに先発し、2ゴール2アシストを記録。この数字以上に目立つのは、リーグ3位となる20回のドリブル成功数、リーグ2位となる32回のチャンスメイク数というデータだ(『WhoScored』より)。

ボールを奪われない高度なテクニック、そこから味方を活かすパスなど、技術レベルはさすがの一言だ。これは現スペイン代表メンバーにも負けないものがある。

スペイン『as』によると、イスコも再びの代表入りも夢見ている。

「代表チームに戻れることを願っている。それはサッカー選手にとって最大の功績だからね。代表チームへ戻れるかは、ピッチ上での活躍にかかっている。いつかそのご褒美がもらえたら、幸せだね」

今季のパフォーマンスを見れば代表でもチャンスがありそうだが、来夏のEURO2024へアピールを続けられるのか。テクニックは今もトップレベルだ。

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