サラー、ヌニェス、ジョタらリヴァプールにゴールゲッターが多すぎる どこからでも得点奪える攻撃陣の層はリーグ屈指だ

ジョタもヌニェスもきっちり結果を出している photo/Getty Images

リーグ制覇を狙える攻撃陣

プレミアリーグ第10節まで消化し、勝ち点23を稼いで4位につけるリヴァプール。好調のトッテナムには敗れてしまったが、ここまで黒星は1つだけとまずまず順調だ。

頼もしいのは前線の選手たちだ。ここまでリーグ戦ではFWモハメド・サラーがチームトップとなる8ゴールを挙げており、他にもダルウィン・ヌニェスが4ゴール、ディオゴ・ジョタが3ゴール、ルイス・ディアスとコーディ・ガクポが2ゴールずつを挙げている。これだけハイレベルなアタッカーを5枚も揃えているクラブは珍しい。

英『Liverpool Echo』によると、ジョタもゴールスコアラーが多いことを強みと語る。
「ここまでは順調だね。僕が初めてここに来たとき、誰もが世界最高のトリオについて話していた。ただ、今の僕たちにはより多様性がある。多くの選手が得点を決めていて、対戦相手にとっては困難になると思う」

世界最高のトリオとは、サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノのことだ。この前線トリオでリヴァプールは多くの成功を手にしたが、すでにマネとフィルミーノは退団している。

新たな攻撃ユニットを形成していく必要があったが、2年目を迎えてフィットしてきたヌニェスや前線の全ポジションをこなすジョタなど、今の方がバラエティに富んでいる。

今季のリヴァプールはヨーロッパリーグに回っており、今のところELのグループステージはターンオーバーをしながら勝てている。国内リーグに集中できているのは1つの強みで、自慢のアタッカーたちもコンディションを整えた状態で戦えているのではないか。

今は4位だが、チームの状態は良好だ。リヴァプールがここから逆転でリーグを制するシナリオも十分にありそうだ。

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