シティとアーセナルからほとんどが選出 PFA年間ベスト11でユナイテッドは軽視されている!?

ハーランドはPFA年間最優秀選手賞も受賞 photo/Getty Images

確かにこの2チームは印象的だった

イングランドプロサッカー選手協会(PFA)は、22-23シーズンの年間ベストイレブンを発表した。

イングランドでプレイする選手たちを対象に、現役選手たちの投票によって選出されるPFAの年間ベストイレブン。同じ選手たちからの選出ということで価値が高いともいわれているが、今年のベストイレブンはマンチェスター・シティから5名、アーセナルから4名、トッテナムから1名、ニューカッスルから1名と、多くがシティとアーセナルからの選出となった。

発表されたベストイレブンは以下の通り。
GKアーロン・ラムズデール(アーセナル)
DFキーラン・トリッピアー(ニューカッスル)
DFジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)
DFウィリアム・サリバ(アーセナル)
MFロドリ(マンチェスター・シティ)
MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
MFマルティン・ウーデゴー(アーセナル)
FWブカヨ・サカ(アーセナル)
FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
FWハリー・ケイン(トッテナム)

この選出に英『Daily Mail』は「マーカス・ラッシュフォードは無視され、リヴァプールの選手はいない」と綴っている。ラッシュフォードは昨季17ゴール5アシストを記録しており、ゴール数でいえばサカの14ゴールよりも多い。GKダビド・デ・ヘアも17回のクリーンシートを達成しゴールデングローブを受賞したにもかかわらず選出に届いておらず「軽視されている」と同紙は報じた。

集計の結果であるため、忖度によって結果が変わることはないはずで、それだけシティとアーセナルの印象が強烈だったということだ。昨季のプレミアリーグはシーズン終盤までアーセナルが首位を独走、しかし終盤にシティが見事に逆転し優勝するという流れで、この2チームは他のチームよりも常に上位にいた。苦しめられた選手たちは多いはずで、受賞が偏るのも無理はないだろう。

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