C大阪、攻撃に“2本目の柱”が誕生へ J2で得点王を争うFW渡邉りょうを補強 

C大阪が藤枝からFW渡邉りょうを獲得した(写真はイメージ)photo/Getty Images

「自分も一輪、二輪と綺麗な桜を咲かしていくために」

セレッソ大阪は23日、藤枝MYFCからFW渡邉りょうを完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「35」で、現在「35」で登録中の白濱聡二郎(2種)は「43」へ登録を変更する予定とのことだ。

現在26歳の渡邉は、産業能率大学を経て2019年にJ3のアスルクラロ沼津に入団。3年半プレイしたのち、2022年7月に当時J3でライバルだった藤枝へ移籍すると、加入1年目の昨季はJ2昇格を経験した。2年目の今季はここまでJ2・26試合に出場し、13ゴールを記録。J2の日本人最多得点者となっており、ともに14ゴールを奪っているフアンマ・デルガド(長崎)やエリキ(町田)と得点王争いを行なっていた。

21日にチームの主力であったFW加藤陸次樹がC大阪からサンフレッチェ広島へ移籍したこともあり、その後釜としての活躍が期待される渡邉。クラブの公式サイトを通じて、次のように意気込みを語っている。
「セレッソ大阪に関わるみなさん初めまして!この度、藤枝MYFCから完全移籍で加入する事が決まりました渡邉りょうです。この歴史あるクラブそしてセレッソファミリーの一員として皆様とともに歩んでいけることに心の底から誇りを感じています」

「セレッソの由来でもある桜。地域に根ざし、大阪から日本を代表するクラブへ、世界で満開の夢を咲かせるクラブへ。サポーターとともにどこまでも成長していくという由来があるように、自分も一輪、二輪と綺麗な桜を咲かしていくために常に浮かれることなくしっかりと地に足をつけ、自分の武器を磨き続け、自分を信じて一生懸命闘っていきます。そしてリーグ優勝、天皇杯のタイトルを取る為に残りの試合勝ち続けて、必ず手に入れましょう。よろしくお願いいたします!」

C大阪は今季、リーグ戦ではFWレオ・セアラがチーム最多の9ゴールを決めているものの、2番目に得点数が多いのがMF奥埜博亮らの3ゴールだった。J2でゴールを量産し、勢いに乗る渡邉が加入したことで、攻撃に“2本目の柱”ができることは、優勝争いへ食い込む上でも非常に大きいか。自身初のJ1の舞台で、渡邉がどんなプレイを披露するのかにも注目だ。

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