34歳の“暴れん坊FW”は僅か1ゴールでも欠かせない? プレミアへ戻ってきたD・コスタの9カ月

ウォルバーハンプトンで奮闘するD・コスタ photo/Getty Images

今も気性の荒いところはあるが……

プレミアリーグで20ゴールを奪ってチェルシーをリーグ制覇へ導いた2014-15シーズン当時の輝きは失われたかもしれない。

しかし、昨夏ウォルバーハンプトンにやってきたFWジエゴ・コスタ(34)は今も高い評価を得ている。

アトレティコ・マドリードやチェルシーで活躍してきたジエゴ・コスタは、ブラジルのアトレチコ・ミネイロでのプレイを経て昨夏ウルブズへ加入。ウルブズは全体的に得点力が不足しており、ジエゴ・コスタはその問題を解消する存在の1人として期待されていた。
だが、得点数だけを見れば今季は僅か1ゴールだ。センターフォワードとして期待に応えたとは言えないだろう。

それでも英『Daily Mail』によれば、指揮官フレン・ロペテギはジエゴ・コスタのベテランとしての振る舞いを高く評価しているという。若い頃はとにかく暴れん坊なトラブルメイカーとの印象もあったが、今では若手の手本になる存在なのだ。

「コスタはチームでも最もハードにトレーニングする選手の1人であり、毎日猛烈なトレーニングをこなしている。コンディションが回復したと同時に、ドレッシングルームでの存在も監督のロペテギより評価されている。彼のメンタリティは若い選手たちに影響を与えている。コスタの得点数は満足いくものではないが、ロペテギは来季もコスタをキープしたいと考えている」

同メディアはこう伝えており、今季限りとなっているジエゴ・コスタとの契約状況がどうなるか注目している。

今季も10月のブレントフォード戦で相手選手との小競り合いからレッドカードをもらうなど相変わらずなところもあるが、13位と残留へ懸命に戦うウルブズにとってジエゴ・コスタの闘志は必要なものだったようだ。

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