偽SBを後方で支える空中戦勝率“100%”のエアバトラー リヴァプールでカギを握る右CBの存在

CBで先発したコナテ photo/Getty Images

トッテナムに4-3と勝利した

プレミアリーグ第34節でリヴァプールはトッテナムと対戦し、4-3と勝利した。この試合で先発出場したイブラヒマ・コナテは、空中戦で強さを見せながら今後のチームのカギを握る存在になりそうだ。

フィルジル・ファン・ダイクとのコンビで、センターバックとして出場したコナテ。リーグ屈指の攻撃陣を誇るトッテナムに対し、何度もロングボールをはね返して最終ラインを支えた。

そんなコナテは今試合の空中戦勝利数「7」を記録し、勝率は100%と全ての空中戦で勝利。タックル成功数「4」と球際でも激しい守備を見せ、持ち味を発揮した(データは『SofaScore』より)。

ただ、右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルドが中盤へと流れることで攻撃のリズムを作り出せる現在のリヴァプールにおいて、右サイドは弱点でもある。コナテが広い範囲をカバーし、ロングボールや縦パスをしっかりとはね返すことができれば簡単には失点しないが、今節の2失点目はA・アーノルドとコナテの裏を突かれて失点している。

今後も偽SBを続けることとなれば、右センターバックを務めるコナテのパフォーマンスも重要となってくる。彼もカギを握る存在の一人だ。

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