ローマでさらに成長中
昨季チェルシーからローマへと渡ったタミー・エイブラハムは、大きなブレイクを果たした。ジョゼ・モウリーニョ監督の下で加入1年目からセリエA37試合17ゴールと活躍。今季も6ゴールながらその存在感は大きく、評価はさらに高まっている。
英『Sky Sports』によればそんなエイブラハム獲得に向けて関心を示しているのが、マンチェスター・ユナイテッドとアストン・ヴィラだ。新たな得点源を探すユナイテッドは以前からエイブラハムの動向に注目しており、2部時代の2018-19シーズンに期限付き移籍で加入した古巣のヴィラも獲得を目指している。
エイブラハムに関してはチェルシーの買戻しオプションが付いており、それを行使することとなれば優先的に獲得ができる。ユナイテッドとヴィラにとっては障壁となり得たものの、同メディアによればチェルシーはオプションを行使しない模様。現状では2クラブでの争いが繰り広げられることとなる。
2019-20シーズンに34試合15ゴールを記録するなど、その実力はプレミアリーグでも十分に通用している。現在25歳とこれからの成長にも期待できるストライカーを射止めるのはどちらになるか。