マーチが2026年まで契約を延長した
今季シーズン途中での指揮官交代や、前半戦のチームをけん引したレアンドロ・トロサールが移籍する中でも、大きな躍進を見せるブライトン。ロベルト・デ・ゼルビ監督体制下で特に輝きを放つのがソリー・マーチだ。
2017-18シーズンにブライトンのアカデミーからトップチームへ昇格したマーチ。1年目からプレミアリーグ36試合に出場するなど、左サイドハーフで主力として活躍していた。昨季は右サイドハーフでリーグ戦31試合に出場するものの、ノーゴールに終わってしまった。
迎えた今季はシーズン途中で監督が交代すると、マーチにとってはこれが好機に。得点力が開花してリーグ戦25試合7ゴール4アシストと、キャリアハイの数字を記録している。
そんなマーチとブライトンは新たに契約を3年延長したことをクラブが発表し、2026年までチームにとどまることが決まった。クラブ公式でのインタビューにて「デ・ゼルビは私がプレイした中で最高の監督だよ」と指揮官を慕うコメントを残すなど、今季監督が代わって伸びた選手の一人だ。
またFAカップ準々決勝のグリムズビー・タウン戦前のインタビューにてデ・ゼルビ監督も「素晴らしいニュースだ。ソリーは昔も今も素晴らしい選手で、ここで働き始める前からそれは分かっていた」と話すなど喜びを明かしている。三笘薫と両翼を担う男はさらに得点を重ねていくか。