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移籍金“7200万ポンド”も高くなかった? 「ペペのおかげ」で実現していたG・マガリャンイスのアーセナル移籍|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

移籍金“7200万ポンド”も高くなかった? 「ペペのおかげ」で実現していたG・マガリャンイスのアーセナル移籍

ペペとG・マガリャンイスはアーセナルで再会した photo/Getty Images

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今季ニースでプレイしているペペ

2019年夏にクラブレコードの7200万ポンド(約118億円)と言われる移籍金でFWニコラ・ペペをリールから獲得したアーセナル。ペペがその高額な移籍金に見合うような活躍を見せられなかったこともあり、この補強が失敗だったと見る向きも多いが、彼は意外なところでアーセナルの戦力強化に貢献していたようだ。
 
リール最終年の2018-19シーズンには公式戦41試合に出場して23ゴール12アシストという驚異的な成績を残したペペ。しかし、アーセナルに移籍してからはなかなか本領を発揮できず、FWブカヨ・サカの台頭などもあり徐々に序列が低下。今季はニースへローン移籍している。
 
しかし、そんなペペはアーセナルの守備の要であるDFガブリエウ・マガリャンイスの移籍に大きな影響をもたらしていたようだ。仏『Le Petit Lillois』によると、1シーズン先にリールからアーセナルへと移籍していたペペが、リール時代のチームメイトであるG・マガリャンイスにアーセナルの魅力を伝えていた模様。G・マガリャンイスのこのようなコメントが紹介されている。
 
「リーグ戦が終わる前の(2019-20シーズンの)冬、僕はすでにエヴァートンと契約することになっていた」
 
「メディカルチェックなどに合格したが、移籍は成立しなかった。でも僕はすでにシーズン終了後に退団するつもりだった。ナポリ、そして再びエヴァートンと話したが、最終的にアーセナルを選んだのはニコラ・ペペのおかげだ。彼はクラブ(アーセナル)について良い感じに説明してくれたんだ」
 
現在プレミアリーグ首位を走るアーセナルにおいて、DFウィリアム・サリバと共に最終ラインを統率しているG・マガリャンイス。ペペがアーセナルでリール時代のようなパフォーマンスを見せられなかったことは残念だが、間接的にアーセナルの好成績に大きく貢献していると言えそうだ。

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