リーグ戦先発数はわずか“4試合” レギュラーの座を失ったティアニーはニューカッスル移籍に前向きか

ティアニーは夏に移籍となるのか photo/Getty Images

ジンチェンコ加入で状況が大きく変わった

敗れこそしたもののカラバオカップでは決勝に進出し、プレミアリーグでも5位につけるなど今季好調のニューカッスル・ユナイテッド。彼らはさらなる戦力強化を目論んでおり、獲得候補の中にはアーセナルのDFキーラン・ティアニーも含まれているようだ。
 
英『The Mirror』によると、来季もタイトル獲得に挑みたいニューカッスルは、夏に大物選手を獲得したいと考えている模様。かねてから噂になっているレスター・シティのMFジェイムズ・マディソンや、ブライトンの18歳FWエヴァン・ファーガソン、ブリストル・シティの19歳MFアレックス・スコットといった選手に彼らは目をつけていて、アーセナルでレギュラーの座を失っているティアニーもここに加わるという。
 
現在ティアニーはDFオレクサンドル・ジンチェンコよりも序列が下であり、ジンチェンコ欠場時もどちらかというとDF冨安健洋の方が優先して左サイドバックで起用されている状況。今季のリーグ戦先発出場数は4試合に留まっている。同メディアによれば、レギュラーの座を渇望しているティアニーはニューカッスル移籍に前向きと見られているようだ。
 
今でこそスタメン起用が少ないティアニーだが、昨季まではアーセナルで最も頼れる左SBだった。基本的にはどのチームに行ってもスタメンを争える選手であり、ニューカッスルも例外ではないだろう。
 
少し気になるのは、現在ニューカッスルの左SBをメインで務めているのがセンターバックもこなせる大型DFダン・バーンだという点。オーソドックスなSBであるティアニーとはタイプが異なる。もしエディ・ハウ監督がバーンのような左SBを好んでいて、ティアニー獲得を望んでいるのが首脳陣だとすれば、また多くの試合をベンチで過ごすことになってしまうかもしれない。
 
見方を変えれば、ニューカッスルやハウ監督が左SBのバリエーションを増やすためにティアニーの獲得を望んでいるとも考えられるが、この移籍話が実現することはあるのか。今後もニューカッスルやティアニーの動向に注目だ。

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