一時は“世界最高の守備的MF”だった リヴァプールの番人・ファビーニョはどうした「45歳のように……」

リヴァプール不動の存在だったファビーニョ photo/Getty Images

チームの守備に欠かせない存在だった

2018‐19シーズンのチャンピオンズリーグ制覇、2019‐20シーズンのプレミアリーグ制覇など、ユルゲン・クロップ体制のリヴァプールに欠かせない存在だったのが守備的MFファビーニョだ。

守備面ではセンターバックのフィルジル・ファン・ダイクが称賛される機会が多かったが、その前のスペースをケアするファビーニョの存在も大きかった。さらにファビーニョは緊急時にセンターバックを担当することもでき、その守備センスは極めて高い。

一時はマンチェスター・ユナイテッドMFカゼミロにも負けず劣らずのレベルにあったはずで、世界最高の守備的MFの1人と見る向きもあった。しかし、その頃の輝きは失われてしまっている。
今季はチームも苦戦を強いられているが、ファビーニョへの評価も厳しくなっている。現在のリヴァプールは中盤補強が必須と言われているが、ファビーニョも危険な立ち位置にいる1人だ。

「ファビーニョは素晴らしかった。一定期間は最高の選手だった。だが、もう終わった」

「モドリッチ、ベンゼマが30代半ばのプレイをしているとするならば、ファビーニョは45歳のように見える」

「ここ1年を見ると、ファビーニョの代わりが必要なのは明らか」

SNS上ではこうした意見が出ており、現在のファビーニョを世界最高級の守備的MFと評するのは難しいか。チームの守備も崩壊気味で、ファン・ダイクも以前ほどの評価は得ていない。センターラインの要だった2人のパフォーマンスレベルが落ちてきたとするならば、リヴァプールは新たなる守備ユニットを考えていく必要がありそうだ。

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