194cmのサイズで“36.3km/h”は速すぎる ブンデス最速ランク2022に名を刻むハーランドの脅威

今はマンCでプレイするハーランドだが、昨季まではドルトムントに所属 photo/Getty Images

昨季記録した数字が今年のTOP5にまだ残っていた

最近は190cmオーバーの大型ストライカーも珍しくなくなってきたが、彼らの恐ろしいところはスピードや足下の技術もきっちり備えているところにある。

マンチェスター・シティで活躍するFWアーリング・ハーランドはそのトレンドの最先端をいく選手だ。194cmのサイズがありながら、縦への推進力もある。

ハーランドのスピードがいかに優れているのか。それはブンデスリーガ公式が発表した『2022年ブンデスリーガ・スピードランキング』を見ると分かってくる。
これは2022年のゲームで出た最速記録をランキング形式にしたもので、そこにまだハーランドの名前が残っている。ハーランドは昨季までドルトムントでプレイしていたため、ハーランドも同サイトのランキングに入ってきていたのだ。

5位:ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン/36.1km/h)

4位:ナタン・ングム(ボルシアMG/36.2km/h)

3位:アーリング・ハーランド(ドルトムント36.3km/h)

2位:シェラルド・ベッカー(ウニオン・ベルリン/36.4km/h)

1位:ムサ・ディアビ(レヴァークーゼン/36.5km/h)

レヴァークーゼンで活躍するディアビは小柄なスピードスターで、ドリブルも上手い。やや前半戦途中からペースが落ちたが、一時は首位に立っていたウニオン・ベルリンを最前線から引っ張っていたFWのベッカーもスピードが持ち味の選手だ。そんなスピードスターたちと変わらない数字をハーランドは残している。194cmのサイズでこのスピードは脅威だろう。

前線に構えるだけでなく、速攻でも強みを活かせるのがハーランドの凄さだ。今のところ止める術は見当たらず、2023年もハーランドはゴールを量産してくるだろう。

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