エメリ監督にアストン・ヴィラでの初ゴールをプレゼントしたベイリー
6日に行われたプレミアリーグ第15節マンチェスター・ユナイテッド戦でゴールを決めたジャマイカ代表FWレオン・ベイリー。彼はマンUに対して得意意識を持っているかもしれない。
今回のマンU戦がウナイ・エメリ体制の初陣となったアストン・ヴィラ。試合開始早々に2点のリードを奪うと、後半開始直後にも追加点をあげ、公式戦9戦無敗と好調だったマンUから3-1の勝利をあげている。
ベイリーが輝きを放ったのは7分。MFジェイコブ・ラムジーからのパスをファイナルサードで受けると、持ち前のスピードを活かしてボックス内に侵入。左足で放ったシュートはGKダビド・デ・ヘアの脇をすり抜けていき、チームに先制点をもたらしている。
これにより、今季の公式戦ゴール数を4に伸ばしたベイリー。しかし、彼がマンU相手にゴールを奪ったのはこれが初めてではなく、英『Manchester Evening News』は、オーストラリア・パースで行われた今夏のプレシーズンマッチでもベイリーが活躍したことについて触れている。
この試合のベイリーはチームが2点のビハインドを背負う中で、後半から途中出場。49分、右サイドを自陣内からドリブルで駆け上がると、カットインからシュートを決め、反撃の狼煙をあげている。そして、後半アディショナルタイムにはコーナーキックからDFカラム・チャンバースの同点ゴールをアシストし、1ゴール1アシストの活躍でアストン・ヴィラを2-2のドローに導いていた。
今回の試合ではDFリサンドロ・マルティネスを、プレシーズンマッチではDFヴィクトル・リンデロフを振り切って、左足のシュートを決めたベイリー。マンUは11日のリーグ杯で再びアストン・ヴィラと対戦するため、彼にどう対応するかを考えておく必要があるかもしれない。