公式戦“8試合6ゴール”と持ち味を発揮するストライカー リヴァプールの新エースは結果で自らの価値を高める

追加点を決めたヌニェス photo/Getty Images

ナポリ戦でもゴールを決めたヌニェス

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第6節でリヴァプールはナポリを下して2位でグループを突破した。この試合でチームの2ゴールに絡んだのが、ダルウィン・ヌニェスだ。

今試合はサブからスタートとなったヌニェス。73分にカーティス・ジョーンズに代わって出場すると相手守備陣を脅かす。するとゴールが生まれたのは終盤だった。CKからヌニェスが競り勝ってヘディングすると、GKがこぼしたところにモハメド・サラーが詰めて先制点を決める。

自らのヘッドから先制ゴールを生み出したストライカーは、後半アディショナルタイムにCKからの流れで最後はヌニェスが押し込んで追加点。オフサイドの判定にも思われたがVARチェックの末、ゴールが認められた。
序盤戦は頭突きなどで出場停止期間もあり、開幕戦以降ゴールがなかったヌニェスだが、復帰して10月から公式戦8試合6ゴールと高い得点力を発揮。5連勝で締めたUEFAチャンピオンズリーグのグループステージでも3試合連続ゴールと徐々に自らの得点力を発揮し始めた。特にシステムを変更して近くにパスを出せる選手を配置し、ヌニェスをゴール近くで起用したことが大きいだろう。チームにさらにフィットしていけば、リーグや欧州でも手を付けられない存在になっていくはずだ。

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