ケインのゴールでトッテナムがブライトン破る ”三笘は67分から出場”切れ味抜群のドリブルで好機演出。新体制では2試合連続出場中

トッテナム戦ではドリブルから存在感発揮した三笘薫 photo/Getty images

出番が増えてきた印象だ

日本代表の三笘薫が所属するブライトンは9日にホームでトッテナムと対戦した。

今季のブライトンは非常に好調なチームであり、監督交代後もその勢いは衰えていない。ロベルト・デ・ゼルビ体制初戦となったリヴァプール戦は3-3と打ち合いを演じるなどその力は確かで、今季注目のクラブだ。

スパーズ戦は22分ハリー・ケインに先制点を許したが、前半主導権を握っていたのはブライトンだ。後方からの整備されたビルドアップはチームの武器であり、左右にボールを散らす。前線ではレアンドロ・トロサール、アレクシス・マック・アリスターがキーマンとなって攻撃を操り、ウーゴ・ロリスが守るスパーズのゴールを脅かす。
67分、ブライトンは攻勢を強めるべく三笘を投入する。左ウイングバックのペルビス・エストゥピニャンとの交代でピッチに入る。

投入後の三笘はアクセル全開だ。左サイドでボールを受けると積極的に仕掛け、投入直後には単独でペナルティエリア深い位置までボールを運んだ。アタッキングサードで攻撃を前進させることに苦労していたブライトンからすれば三笘の投入は攻撃の選択肢が一つ増えることになる。

それでもゴールを生むことはできず、0-1でスパーズの勝利となった。直近で2戦勝ちなしだが、相手はリヴァプールとスパーズであり、そこまで悲観することはないか。三笘は2試合ともに60分以降から起用されており、前政権からは確実にプレイタイムは増えている。スパーズ戦では短い時間で1回のキーパスを供給しており、存在感は示している。ゴールが生まれればさらに評価は上がることになるだろう(データは『SofaScore』より)。

ブライトン 0-1 トッテナム

[得点者]
22分ハリー・ケイン(トッテナム)

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