脅威的なバルセロナの右サイド “デンベレ&ハフィーニャ”の2人をローテーションできる贅沢な選択肢

ウスマン・デンベレが怪我無くシーズンを戦えるのであればそれほど頼もしいことはない photo/Getty images

来季は彼らが攻撃の中心となりそうだ

昨季の後半戦はほぼ怪我無くシーズンを戦い、リーグ戦では13アシストを記録したウスマン・デンべレ。クラブとの契約は切れることになったが、2024年までの契約を新たに結び、再びバルセロナの選手となった。

そんなデンベレは27日のユベントス戦では右ウイングの選手として出場し、前半だけで2ゴールを挙げる大活躍を見せた。どちらも右サイドからのドリブル突破から得点を挙げており、パターンは同じだが、対峙するユベントスの守備陣は防ぐことはできなかった。

前半のバルセロナは後方からのビルドアップは上手く整備されておらず、攻撃のカタチを作れていなかったが、デンベレが個人技から2ゴールを奪っている。長いシーズンを戦う上でデンベレのような選手は貴重であると再確認するゲームとなった。

デンベレの重要性はバルセロナの指揮官であるシャビ・エルナンデスも分かっており、西『MUNDO DEPORTIVO』では「彼は他とは違う特別なプレイヤーだ」とフランス代表FWを称賛している。

バルセロナの右サイドはデンベレだけでなく、今夏の移籍市場でリーズ・ユナイテッドからハフィーニャが加わっている。アーセナルやチェルシーとプレミアリーグのビッグクラブも関心を寄せていた実力者で、先日のレアル・マドリードとのエル・クラシコでは強烈なミドルシュートを突き刺している。直近のユベントス戦でも後半から起用され、決まることはなかったが、同じくミドルレンジから威力のあるシュートを放った。

22-23シーズンのバルセロナはデンベレとハフィーニャの2人を右サイドでローテーションすることができる。デンベレが負傷し離脱する可能性も考えられるが、怪我無くシーズンを戦い切ることができれば、素晴らしい数字を残すことは間違いない。またどちらかを左サイドで起用し、共存する案もあり、期待は膨らむ。

プレシーズンマッチでは素晴らしい活躍を披露しているデンベレとハフィーニャ。まだどちらも25歳と若く、これからが楽しみな2人のプレイヤーである。

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