総スプリント数“211回”でFC東京のビルドアップを破壊 5得点大勝を生み出したアビスパ福岡の組織されたハイプレス

アビスパ福岡を指揮する長谷部茂利監督 photo/Getty images

見事なカウンターからゴールを挙げた

昨季はJ1に昇格し、8位という好成績で残留を果たしたアビスパ福岡。38試合で37失点しかしなかった堅守とセットプレイの強さを見せており、今季は2季目となるJリーグを戦っている。2022年シーズンは11試合を消化して3勝5分3敗とまずまずの成績を残しており、現状では8位とトップハーフを維持している。

そんなアビスパ福岡は3日に明治安田生命J1リーグ第11節FC東京戦を戦い、5-1と大量得点で勝利を収めた。今季最多の得点数で白星を挙げ、ここまでゴールのなかった新加入のルキアンに2ゴールが生まれる嬉しい勝利となっている。

FC東京側の脆さもあったが、効果的だったのはアビスパ福岡の組織されたハイプレスだ。相手の最終ラインでのビルドアップに対し、積極的にプレッシングを行っており、何度もショートカウンターから好機を生み出した。特に相手の左センターバックである小川諒也がボールを持った際はプレッシングを速め、ロングボールを蹴らせることでセカンドボールを回収して攻撃に厚みを持たせた。走行距離、スプリント数共にアビスパ福岡が上回っており、スプリント数はチーム全体で211回を記録している。

前線で起点になれる山岸祐也、ファンマ・デルガド、ルキアンの存在も大きかった。3選手共に球際で強さを発揮できるプレイヤーで、前線でボールを収めることに成功しており、前半で退いたファンマは45分間だけで7回の空中戦勝利数を記録している。彼ら3人で4ゴールを挙げており、FW陣が躍動するゲームとなった。

組織されたハイプレスとFW陣の決定力が光ったFC東京戦。次節の湘南ベルマーレ戦は7日に予定されており、今季初のリーグ戦3連勝を目指したい(データは『Jリーグ公式』『SofaScore』より)。

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