味を占めた?バルセロナが再びプレミアFWに興味 ターゲットはシティでくすぶるフェラン・トーレスの元同僚

バルセロナ行きの話が再熱しているラヒーム・スターリング photo/Getty images

話が再熱してきた

レアル・マドリードとのエル・クラシコでは4-0と快勝し、公式戦での無敗記録を12に伸ばしているバルセロナ。彼らの強さはまぐれではない、以前のバルセロナに戻りつつある。

そんなバルセロナがここまで復活したのは若手の躍動やシャビ・エルナンデス監督の就任など様々な要因が重なっているが、その一つに冬の移籍市場での大成功がある。

今冬にはダニエウ・アウベスを正式にチームに加え、プレミアリーグからフェラン・トーレス、ピエール・エメリク・オバメヤン、アダマ・トラオレの3人のFWを獲得している。アウベスは右サイドバックながら中盤として振舞うなど頼れる大ベテランであり、トーレス、オバメヤンは今では欠かせないアタッカーだ。トラオレはイマイチ波に乗り切れていないのかも知れないが、彼の右サイドでの突破力は唯一無二である。

このようにプレミアからやってきたFWが大活躍しているのだ。しかも、トーレス、オバメヤンに関してはプレミアで今ほどの輝きを見せられていたわけではなく、バルセロナ移籍がターニングポイントとなった。

そんな彼らに続いてバルセロナが獲得を目指しているのが、マンチェスター・シティのラヒーム・スターリングだ。スターリングは以前からバルセロナが興味を示していたアタッカーだったが、ターゲットがトーレスに変わり、最終的にはそのスペイン代表FWがバルセロナにやってきた。そのため、スターリングへの興味はすでに失われているのかと思われていたが、案外そうでもないようだ。

英『90min』ではスターリングがシティとの契約が2023年で切れるにも関わらず、延長の話が出ていないことを根拠とし、移籍の可能性を主張している。これに加えてシティは来季ストライカーの獲得を明言しており、さらにリーベル・プレートからフリアン・アルバレスという新しいFWがやってくる。そうなれば前線は人員過多であり、現状控えとなっているスターリングやガブリエウ・ジェズスには移籍の話がすでにちらほらと聞こえてくる。

また、バルセロナとしてはウスマン・デンベレが今季でチームを去る可能性が高く、代役としてリーズのラフィーニャに興味を寄せている。スターリングもラフィーニャ同様に個で突破する能力を持っており、デンベレの退団が確定となればどちらかの獲得に動くはずだ。

トーレスらの活躍もあってプレミア産のFWを中心に関心を寄せているバルセロナ。スターリングは経験も豊富で、コンスタントに得点を奪える選手であり、獲得となれば頼れる戦力としてチームに貢献してくれるだろう。

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