理想とするストライカーはバーディ? 新加入アルバレスから読み解くペップが求めるFW像とは

マンチェスター・シティへの移籍が決まったアルバレス photo/Getty images

期待できる若手が入ってきた

今季は本職のストライカーを必要としない偽9番を基本戦術とするも、来夏の移籍市場ではボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドのようなストライカーの獲得を目指すマンチェスター・シティ。やはり、2-3で敗戦となったトッテナム戦で分かったように押し込んだ相手を崩すオプションとして、ハーランドやスパーズのハリー・ケインのような高さのあるストライカーは必要であるというのは正論だろう。

しかし、シティが今冬の移籍市場で獲得したリーベル・プレートのフリアン・アルバレスは前述した選手と比べ170cmと高さのある選手ではない。どちらかといえば引退して現役を退いたセルヒオ・アグエロのようなタイプである。

どうやら、英『manchester evening news』によればアルバレスは指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが求めていたタイプのストライカーのようだ。ペップは以前からレスター・シティのジェイミー・バーディを称賛しており、たびたび彼を評価する発言をしている。シティがアーセナルに5-0で快勝した試合では、2ゴールを決めたフェラン・トーレスに対し「彼はジェイミー・バーディのような最高のストライカーです。素晴らしいフィニッシャーでとても若い」とコメントを残している。

バーディはペップにとって理想のストライカー像なのかも知れない。裏へ抜けるタイミング、ボックス内でのポジショニングはピカイチであり、スピードが衰えてきた現在ではよりポジショニングが際立っている。

「彼が得点したゴールはバーディのようでした」

新加入のアルバレスについても、ペップはバーディと姿を重ねて称賛している。実際にアルバレスは裏への抜けだしとポジショニングで得点を量産するタイプであり、何よりシュート精度が高い。今季のリーグ戦では枠内シュート数がトップの34本を記録。トータルシュート数が66本であり、2回に1度枠をとらえている。

合流は来夏だが、早くも期待感の大きいアルバレス。もし、ハーランドやケインが来ることになればストライカーでは2番手、3番手になってしまうが、ペップが求めたアルバレスの躍進に期待したい(データは『SofaScore』より)。

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