シティが見せた攻守両面でのパーフェクトゲーム CL優勝候補筆頭は伊達じゃない

5-0での快勝を収めたマンチェスター・シティ photo/Getty Images

いきなりエンジン全開だ

16日に行われたCL決勝トーナメントラウンド16マンチェスター・シティ対スポルティングCPの一戦は5-0とシティの快勝となり、これで2ndレグには余裕を持って迎えることができる。

4-0で勝利したノリッジ戦に続き大量得点で白星を挙げたわけだが、攻守共に完璧なゲームだったか。

序盤はスポルティングのハイプレスに押されることになるも、徐々に主導権を奪い、得点を積み上げている。内容がそこまで良かったわけではないが、チャンスシーンがことごとくゴールとなり、最終的に枠内シュート6本で5ゴールが生まれている。シティとしては非常に珍しい現象だ。得点力のないチームではないが、0-2で敗戦となった昨年9月のパリ・サンジェルマン戦のように枠内シュートを7本打ってもゼロゴールのような試合がこれまでに散見されている。重要な場面での決定力不足がシティの課題だったが、今季は改善傾向にあるといえる。

さらにスポルティング戦は攻撃だけでなく、守備でも素晴らしかった。何度か鋭いカウンターを受けることになったが、被枠内シュートをゼロに抑えている。これは守備陣の奮闘もあるが、ラヒーム・スターリングを初めとするFWの守備意識の高さの賜物でもある。

1stレグで5点差を付け、ラウンド8進出の確率を大きく引き上げたシティ。前節ノリッジ戦でも素晴らしい戦いを見せたが、ここで一気にギアを上げてきたか。攻守両面で安定しており、優勝候補筆頭にシティがいるのは間違いないだろう。

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