バレンシアでの得点ペース落ちてきている
ワールドカップ・カタール大会出場を目指して南米予選で奮闘するウルグアイ代表は、今でもFWルイス・スアレスとエディンソン・カバーニのベテラン2トップが目立っている。カタール大会までならこの2人に任せても大丈夫だろうが、問題は彼らの後継者だ。
候補者としてはビッグクラブから注目を集めているベンフィカFWダルウィン・ヌニェス(22)、さらに若い20歳のアグスティン・アルバレスもウルグアイ国内のペニャロールで評価を高めている。そう遠くないうちに欧州へとやってくるだろう。
彼らの登場は心強いニュースだが、その一方で伸び悩んでいる者がいる。バレンシアでプレイする25歳のFWマキシ・ゴメスだ。
ゴメスは2018年のワールドカップ・ロシア大会にも控えFWとして参戦し、準々決勝のフランス戦にも出場した期待の若手FWだった。バレンシアでも2019-20シーズンにはリーガ・エスパニョーラで10得点を記録しており、ウルグアイ代表のエースとして育っていくとの期待もあった。
ところが、得点ペースは年齢を重ねるごとに低下している。昨季はリーグ戦7得点、そして今季はリーグ戦17試合で2得点1アシストの成績に留まっている。さらには怪我も重なり、カタール大会を目指すウルグアイ代表にもほとんど貢献できていない。今回の南米予選は5試合に出場しただけだ。
一時はビッグクラブからの関心も伝えられたが、やや評価は落ちてきている。スアレスの後継者候補との期待もあったが、ゴメスが伸び悩んでいるのはウルグアイの今後にとって気になる問題だろう。