争奪戦となる
昨季はプレミア5位と善戦するも今季は怪我人の続出から上手く成果を出せず、ここまで12位と苦戦気味のレスター。新型コロナウイルスの影響もあり、未消化試合が3ゲームあるがシーズン前の予想ではもう少し上の方にいた。
不調のレスターだが、中心選手との契約延長の交渉が上手くいっていないようだ。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によれば2023年までの契約となっているMFユーリ・ティーレマンスが移籍を望んでおり、レスターとの延長を行わないと考えているという。
レスターとしては残念だが、他のビッグクラブは彼を以前から欲しがっており、レスターとしても移籍金を得るなら来夏が売却のタイミングとなる。
プレミアのBIG6で彼を欲しがらないクラブはないといえるが中盤の補強を目指しているのはアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの2クラブだ。
アーセナルはトーマス・パルティ、グラニト・ジャカを超える主軸の確保が急務であり、ティーレマンス獲得となれば一気に層が厚くなる。FWの獲得など移籍金の兼ね合いはあるが、争奪戦に参加するのは間違いない。
マンUもアーセナルと同様に中盤の補強が必須であり、ティーレマンスを獲得できればこの上ない夏となる。そのためには早いタイミングで新監督を決める必要はあるが、資金力ならアーセナルを上回る。
来夏の目玉となりそうなレスターのティーレマンス。プレミア以外であればレアル・マドリードなどの名前が挙がることになるが、争奪戦を制することになるのはどのクラブだろうか。