ベルギーメディアは彼の才能に夢中? 久保と同じくパリ五輪での活躍が期待される“日本の真珠”

ロンメルでプレイする斉藤 photo/Getty Images

ロンメルでは継続した出場機会を得ている

東京五輪ではベスト4と素晴らしい成績を残した日本代表。準決勝のスペイン戦もあと一歩のところまで相手を追いつめており、U-24世代での手応えはあった。

2021年の夏に開催された東京五輪だが、日本代表は早くも2024年に開催されるパリ五輪に照準を合わせている。東京五輪にも出場した久保建英はこの世代であり、ベスト4越えが目標か。

そんなパリ世代だが、久保と共にチームをけん引する存在になると期待されているのが、ベルギー2部のロンメルでプレイするFW斉藤光毅だ。

横浜FCで日本でのキャリアをスタートさせ、2020年にロンメル行きが発表された斉藤。このロンメルはプレミアリーグで戦うマンチェスター・シティのシティ・フットボール・グループ傘下に入っており、獲得の際は将来のトップチーム入りを見越して獲得されている。

ロンメルでの今季の斉藤は好調を維持しているといえる。ここまでロンメルはリーグ戦で16試合を消化しているが斉藤は13試合に出場しており、3ゴール1アシストと数字を残している。緩急を生かしたドリブルでの突破はベルギーでも光っているが、9番タイプとして起用されるのであればまだまだ得点数が足りない。今後はより具体的な数字が求められることになる。

それでも、ベルギーでの期待は大きいようで、ベルギーメディア『SPORT FOOT MAGAZINE』では伊東純也、三笘薫、森岡亮太のようにベルギーリーグを賑わすことのできる次の日本人として能力を高く評価されている。斉藤を日本の真珠とも表現しており、持つポテンシャルの高さがうかがえる。

スペインで活躍する久保と同じく2001年生まれの斉藤。現在は2人の間に大きな差があるといえるが、今後この差はどこまで縮まることになるのだろうか。

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