2試合で“45回”しかボールに触れず EURO得点王候補ケインの動きが重すぎる

ここまで無得点のケイン photo/Getty Images

イングランドの攻撃にも迫力出ず

EURO2020優勝候補の一角とされるイングランド代表に元気がない。

2試合で1勝1分と結果はまずまずだが、内容は優勝候補と呼ばれるチームにふさわしいものではないだろう。

やはり気になるのは2018年のワールドカップ・ロシア大会で得点王に輝いたFWハリー・ケインの状態だ。イングランドはエースのケインが得点を決めてこそ輝きを増すものだが、そのケインの動きが重いのだ。

ケインは今大会でも得点王候補の1人と注目を集めていたが、初戦のクロアチア戦では81分間出場してボールタッチが26回のみ。続くスコットランド戦は73分間の出場で19回しかボールに触っていない。

これは組み立て部分にも問題はあるだろうが、今季トッテナムでアシストを量産したケインの足下にボールが入らないのはもったいない。本来はケインを経由し、フィル・フォーデンやラヒーム・スターリングへ攻撃を展開していくビジョンを描いていたはず。

お得意のシュートも、ここまで枠内に飛んだのは0本となっている。パス本数もクロアチア戦は16本、スコットランド戦では11本に留まっている。成功率もクロアチア戦62.5%、スコットランド戦63.6%と低い。

ケインの状態が上がらなければ、イングランドの優勝は難しいだろう。フィニッシュの部分でカギを握るのはケインであり、今のチームにケイン級の得点力を持つFWは見当たらない。

ケイン復活とともにゴールラッシュといきたいところだが、グループ最終戦のチェコ戦で攻撃陣爆発となるか。今の戦いぶりはイングランドのサポーターが許すものではないだろう(数字は『WhoScored.com』より。

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