“7000万ユーロMF”に残る後悔 実現しなかったリヴァプールへの移籍

アトレティコのレマル photo/Getty Images

今もアトレティコでは苦戦中

もしリヴァプール行きが実現していればどうなっただろうか。

2018ロシアワールドカップを制したフランス代表の中で、すっかり忘れられたメンバーの1人となっているのがアトレティコ・マドリードFWトマ・レマルだ。

レマルはフランスのモナコでブレイクし、2018年夏にアトレティコへ移籍。移籍金も7000万ユーロと超高額で、当初はかなり期待されていた。
ところが、アトレティコでは通算68試合に出場して僅か3得点のみ。先日5-0とゴールラッシュを見せたオサスナ戦も出番はなく、どこか忘れられたところがある。

実力は確かなのだが、指揮官ディエゴ・シメオネのスタイルに合っていないところもある。アトレティコの前にはリヴァプール行きの話題があっただけに、リヴァプールへ向かっていれば状況は変わったかもしれない。

仏『Telefoot』によると、レマルもリヴァプール行きが実現しなかったことに後悔があると正直に認めている。

「後悔?たぶんね。それを隠すつもりはないし、少しがっかりしたよ。だけど1度終わったことは、もう終わったこと。考えないようにしているんだ。僕は全てのオファーに対してオープンだ。僕はサッカーが大好きで、サッカー選手なのだから。どの扉も閉ざしていないよ」

レマルにはアトレティコからの移籍案も出ているようだが、今後動きは起こるのか。まだ24歳と若いだけに、このまま出番が限られているよりは思い切って移籍へ踏み切る方が良いだろう。

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